名物スライダー
スライダー自慢のハワイアンズ
スパリゾートハワイアンズは、スライダー自慢でもあります。3つのスライダーはどれも評判が良くて「一回だけ乗ろう」と思いながら、ハッと気がつくと何回も乗ってしまっていたりするほど、やみつきになってしまいます。ただし、夏休みなどはハワイアンズそのものが混み合う上に、スライダーはどれも長蛇の列になります。様子や待ち時間を見ながら並んだり、乗り放題券や共通券などを購入しましょう。
「ワンダーブラック」大人気で怖くて楽しい
一番混むのは「ワンダーブラック」でしょう。スタート台まで昇っていきますが、高さはなんと16.8m。高低差は17.5mで全長は131m。一箇所外が見えるものの、外を遮断したチューブの中をチューブボートに乗ってすごい勢いで滑り落ちていきます。落ちた先のプールは水深が少しあるので、基本泳げる人になりますね。高いスタート台まで自力で昇りますが、下が丸見えです。高所恐怖症の方はちょっとキツイかもしれません。
ワンダーブラックは二人乗りですが、あまり体重差があると危険です。普通体型の小学生と親であれば一緒に乗れるでしょう。その際は前に子供をのせてあげると窮屈感が少なくなります。真っ暗なチューブの中を猛スピードで滑り落ちるのは、すごく怖かったです。でも小学生の女の子が「あー楽しかった!もう一回乗ろう!」と親の手をとるほど楽しいともいえます。
ちなみに、一箇所外が見えるという場所は、外が見えるという一瞬ホッとしたと同時に、ダイブしちゃうのではないかという恐怖の絶頂を味わわせてくれます。その恐怖の顔を写した写真も売っていますよ。
「ワンダーリバー」は楽しい川くだり
ボートや浮き輪に乗って滑り落ちるという点は、ワンダーブラックと同じです。が、こちらワンダーリバーは1人乗り専用になります。1人乗りがいいかな?二人乗りがいいかな?という選択の仕方ではなく、怖さの選択のほうをオススメします。ワンダーブラックは本当に怖かったですが、ワンダーリバーは楽しいちょっとした冒険をイメージしたスライダー。高低差は8.5mとちょうどよく、途中には滝つぼのようなスペースも。ワンダーブラックが全力疾走ならば、ワンダーリバーは穏やかな流れもあれば急流ありの変化があるところも楽しまれています。
「ワンダーホルン」は身ひとつで
ワンダーホルンの聳え立つ曲がりくねったスライダーを見上げると、ちょっと怖すぎないかなぁと不安になっちゃうほどです。でも中身はコースが3つ。高低差15m・全長110mのワンダーコース、高低差15m・全長120mのホルンコース、高低差8.6m・全長54mの初心者向けもあります。
特徴は緩やかなスピードで滑り落ちながらも、見かけ通りの先が読めないくねくねしたコースです。外から見ると何となく規則性が分かりますが、実際に中で滑っている人には、その先の分からなさがたまらないのです。このワンダーホルンはチューブに乗らずに身一つで滑ります。もちろん1人での滑りになります。小学生の活発な男の子であれば、ワンダーホルンの恐怖度は中程度でしょうか。見かけに臆することなく挑戦しましょう!